鉄郎、サル天を知る

『クルマの運転を練習するならどこがえーんかな?』
鉄郎は高校在学中に免許をとり尚且つクルマ(日産の180)を購入していた友人に聞いてみた。(180君とします)
「えーとこ知ってるで教えたろか!」
早速、鉄郎と180君は夜中ドライブに出かけた。
町を走っているうちに街灯がなくなりくねくねした道を走っていく。
場所は大阪の箕面山であった。
やがて一般車はほぼ走っていなく
静かな道を走っていた。

すると前方からピカッとライトが見えた。
久しぶりにクルマとすれ違うなーと思っていたら
《ブオォーン》《キキキィ》
《ブォン ブォン ブォン》
一瞬で3台のクルマとすれ違った!
『んなっ今のは!?』
180君「今のが走り屋やな」

リアル頭文字Dや…

やがて駐車場に着いた。
駐車場にはまさに走り屋の車がたくさん止まっていた。
すごい!こんなところがあるのかぁと
感動したのを覚えている。

少し車の中で話してから、徒歩で走ってるとこを見に行こうということになり見に行った。
場所は下りの第一コーナー(トンネル手前)の丘みたいなところに座りここで見ようとなった。
しばらくすると駐車場から数台の車がつらなって走ってきた。
《ブオォーン オォーン》
『おー、キタキタ来たー』
鉄郎は興奮してみていた。
それから何回か180君と一緒に見に来るというのを経験しているうちに
自分も見ているギャラリーやなくて一緒に走ってみたくなっていた。
180君はというと、車は180ではあったが走り屋とは違う部類のコで走りスポットは教えてくれたが一緒に走ることはなかった。
シビッ君でここを走ってみたいなー。
昼間の時にドライブをしたことはあったが夜の時に来る勇気はまだなかったのであった。f:id:CHIIBUU:20190724200108j:plain